大奥

公開から１ヶ月、ようやく観てまいりました。原作既読です。

ふざけ一切なしのサダヲがカッコよかったわー。和久井映見の久通はどんぴしゃでしたね。あと蒼くんの垣添はかわいかったなー。お針子組は完全にノリが女子ですもんね（笑）いつどこで観ても怪しげな細田くん、今回もいい仕事してましたなぁ。そして我らがたつ。最期のシーンがあったことについては原作ファンには賛否あるとは思いますが、少なくとも金子監督の言っていた「大奥における暗い闇の部分」担当としてはきっちりお仕事してきたと思います。少ない登場シーンでインパクト残してきたんじゃないかなぁ。まあだいぶ甘い採点だとは思いますが（笑）

映画全体に対して率直に言うと、やっぱりニノは水野じゃないよなーっていう（笑）。でも、原作の設定の身長の問題とか以前に、姿勢の悪いニノに、時代劇は無理じゃね？っていうのが正直な感想。*1金子監督はずっと時代劇撮ってきた人じゃないし、ニノ自身も経験なくて時代劇の素養がないのに、誰もそれについて注意する人いなかったのかと。注意して矯正された結果があれなのであれば、正直もう時代劇はやらないほうがいいと思ふー。お芝居自体はもちろん上手いんだけど、時代劇の世界においての佇まいとしてあれはＮＧだと思います。

*1:とにかく体の重心が前に傾きすぎ。