泣くな、はらちゃん

ドラマが決まったときに、「まるちゃんが河野Pの作品の世界の中の人になれるのがうれしい」って書いたのだけど、最終回を迎えてみて、本当に良い役をいただいたなぁとしみじみ。毎回毎回とりあえずよくわかってなくても「すいません」と謝っちゃう田中くん。悪魔さんの気持ちに全く気づかない鈍感すぎる田中くん(笑)悪魔さんじゃなくてもありゃ怒る(笑)そしていろいろと無意識にミタラシな田中くん。どこの丸山さんですか、って感じで、脚本の岡田さんはどこでまるの生態を見てきたのかと(笑)
岡田さんの脚本は個人的に当たり外れあるけど、今回は当たりでした。5話ラストで亡くなった玉田工場長を越前さんがマンガの世界に書き入れたとき、「この人は現実の世界とフィクションの世界とをこうやって切り結ぶ覚悟なのか!」と鳥肌が立ったもの。最終回は、田中くんとはらちゃんの車の中のシーン以降ほぼ泣きどおし(笑)最後の、フィクションの世界から助けに来てくれる、って何て素敵な終わりだろうと。現実の世界の人間はフィクションの世界の中だけでは生きられないけれど、辛いとき苦しいとき、フィクションに助けられるっていうことはたくさんあるものね。
書いてたらまた泣きそうになってきたぞ(笑)とにかくまるちゃんお疲れさまでした!そしてキャスト・スタッフの皆さん、素敵なドラマをありがとう。